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記事を書いた人
みみこ
英会話スクール運営スタッフ/英語ブログ運営
オンライン英会話Cambly歴2年
30歳からのやり直し英語
30歳を過ぎてから英語をやり直し、英検2級から1級まで進みました。
英会話スクールの運営スタッフとして、英語を学ぶ人を近くで見てきました。
【はじめに】
IELTSの教材は、初心者なら2冊あれば十分です。日本語の対訳がついた公認問題集と、IELTS専用の単語帳を組み合わせて使います。
IELTSの対策本は数が多く、何から買えばいいか迷っていませんか?「公式問題集がいいと聞いたけれど、いきなり解けるのか不安」という声もよく聞きます。
私は30歳を過ぎてから英語をやり直し、英検2級から1級まで進みました。オンライン英会話のCamblyも2年続けています。遠回りした経験から、初心者が最初にそろえる教材を2冊に絞り込みました。
記事でわかること
記事では、次の3つをまとめます。
- 初心者が最初にそろえる2冊
- 2冊を使う順番(3か月のロードマップ)
- 教材だけでは伸びにくいスピーキングとライティングの補い方
【結論】IELTS初心者が最初に揃える教材はこの2冊
初心者が最初にそろえる教材は、旺文社の次の2冊です。
| 順番 | 教材 | 役割 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| 1冊目 | IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集 | 試験の全体像と解き方をつかむ | 2,860円 |
| 2冊目 | 実践IELTS英単語3500 改訂版 | 単語の土台を作る | 2,860円 |
2冊を合わせると5,720円です。公認問題集で形式と解き方を覚え、単語帳で語彙を増やす流れで、IELTS対策のスタートに必要なものがそろいます。
1冊目は『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』(旺文社)で試験の全体像をつかむ
1冊目には、日本語で内容を確認できる問題集を選びます。IELTSは問題も指示文もすべて英語です。形式を知らないまま問題集を開くと、何を問われているのかで手が止まります。
公式の問題集は値段が高いわりに、解説がいっさいありません。市販の問題集も、解説まですべて英語で書かれたものが多くあります。英語の問題集で力はつきますが、最初に取り組むには負担が大きすぎます。
『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』は、ブリティッシュ・カウンシルが作った問題集です。ブリティッシュ・カウンシルは、IELTSを共同で運営している団体です。日本語版は旺文社が編集していて、アカデミック・モジュールに対応しています。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集の特徴
- IELTSの情報→4技能のトレーニング→模試1回分の順に進む
- すべての問題に、日本語の対訳とスクリプトがついている
- 解答は112ページの別冊にまとまっている
- 音声は無料でダウンロードできる
- バンドスコア換算表で、模試の結果をバンドに直せる
2冊目は『実践IELTS英単語3500 改訂版』(旺文社)で単語の土台を作る
2冊目は、IELTS専用の単語帳です。IELTSのリーディングには、学術的なテーマの英文が出ます。英検やTOEICの単語帳では、試験に出るテーマの語彙をカバーしきれません。
『実践IELTS英単語3500 改訂版』は、3,500語をレベル順に並べた単語帳です。
実践IELTS英単語3500の特徴
- 基本1,000語(バンド5.0レベル)から始められる
- 重要2,500語でバンド5.5〜7.5以上に対応
- スピーキングとライティングで使える表現100も収録
- イギリス英語の音声を無料でダウンロードできる
初心者は、基本1,000語を先に固めるのがおすすめです。1冊目の公認問題集と並行して、毎日少しずつ進めます。
レベル・目的別の使い方で自分に合う進め方がわかる
2冊の使い方は、今のレベルと目的によって少し変わります。
| あなたの状況 | 2冊の使い方 |
|---|---|
| 英検2級前後で、IELTSは初めて | 2冊を並行して、前から順に進める |
| 英検準1級以上で、形式だけ知りたい | 1冊目で形式を確認し、単語帳は重要2,500語から |
IELTSでの今のレベルは、形式を覚えてから模試で確かめる
IELTSでの今のレベルは、問題の形式を覚えてから模試を1回解いたスコアで確かめます。形式を知らないまま解くと、英語力ではなく「形式がわからない」ことで点を落とすからです。
公認問題集の模試1回分のスコアが今のレベルの基準になる
『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』のトレーニングで形式を覚えたら、模試を1回解きます。模試のスコアが、IELTSでの今のレベルの基準です。リスニングとリーディングは、バンドスコア換算表でバンドに直せます。
基準のスコアがわかると、目標バンドまでの差と、苦手な技能がはっきりします。
英検のレベルから目標バンドの目安がわかる
目標バンドを決めるときは、英検のレベルが目安になります。CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という共通の物差しを使うと、英検とIELTSを比べられます。
| 英検 | CEFR | IELTSの目安 |
|---|---|---|
| 1級 | C1 | 7.0〜8.0 |
| 準1級 | B2 | 5.5〜6.5 |
| 2級 | B1 | 4.0〜5.0 |
出典:大学入試センターの公開資料
留学でよく求められるのは、バンド5.5〜6.5です。英検2級の人は、1段階上のB2を目指すことになります。
アカデミックとジェネラルでは対策が一部変わる
IELTSには、留学向けのアカデミックと、移住や就労向けのジェネラル・トレーニングがあります。リスニングとスピーキングは共通です。リーディングとライティングの問題は、モジュールごとに異なります。
今回紹介する2冊は、どちらもアカデミック向けに作られています。受けるモジュールを確認してから、教材を選びましょう。
初心者向けIELTS教材の選び方3つのポイント
初心者の教材選びで大切なのは、次の3つです。
日本語で内容を確認できる教材を選ぶ
最初の教材は、日本語の対訳や解説がある本を選びます。英語の解説を読むのに時間がかかると、問題の解き方まで頭に入りません。
TOEIC・英検の本ではなくIELTS専用の教材を選ぶ
IELTSの対策には、IELTS専用の教材を使います。IELTSは問題形式が独特で、英検やTOEICとは解き方が違います。
たとえばリスニングでは、聞きながら答えを書き込む問題が多く出ます。スペルを間違えると不正解になるため、専用の練習が必要です。
目標バンドに合った難易度の教材を選ぶ
教材は、目標バンドに合わせて選びます。バンド5.5〜6.0が目標なら、公認問題集と基本の単語で十分に戦えます。
初心者のうちは、上級者向けの対策本に手を出さないほうが効率的です。難しい本は、解説を読むだけで時間がかかります。
2冊で4技能を対策する方法
旺文社の2冊だけで、4技能すべての対策を始められます。公認問題集で形式と解き方を覚え、単語帳で語彙と表現を増やします。
リーディングは対訳で英文の意味を確かめる
リーディングは、公認問題集のトレーニングで設問の形式に慣れます。IELTSのリーディングは、正誤を答える問題や見出しを選ぶ問題など、設問の種類が多い試験です。解いたあとは日本語の対訳で、読み違えた箇所を確かめます。
リスニングはスクリプトを見ながらシャドーイングする
リスニングは、公認問題集の問題を解いたあとに音声で復習します。スクリプトを見ながら、音声のまねをして声に出すシャドーイングがおすすめです。
IELTSの音声は、イギリス英語やオーストラリア英語が中心です。単語帳の音声もイギリス英語なので、単語を覚えながら耳を慣らせます。
ライティングは答案の組み立て方を覚えて単語帳の表現を使う
ライティングは、公認問題集のトレーニングで答案の組み立て方を覚えることから始めます。組み立て方がわかると、何から書けばいいかで迷わなくなります。
スピーキングはよく聞かれるトピックの答えを準備する
スピーキングは、公認問題集のトレーニングで質問の流れをつかみます。IELTSのスピーキングは、試験官との1対1の面接です。
家族や趣味など、よく聞かれるトピックへの答えを準備しておくと落ち着いて話せます。
形式を覚えたあとに使いたい無料のIELTS教材
公式が無料で公開している教材は、公認問題集で問題の形式を覚えてから使いましょう。何もわからない状態で解き始めると、心が折れてしまいます。形式につまずいた点数では本当の英語力が測れず、せっかくの無料教材がもったいない使い方になります。
公式サイトのサンプル問題は本番と同じ形式で解ける
英検協会とJSAFのサイトでは、4技能のサンプル問題を無料でダウンロードできます。アカデミックとジェネラルの両方がそろっています。
IELTS公式
英検協会 IELTS学習サポート(サンプル問題)
›
IELTS公式
JSAF IELTS練習問題(ペーパー版)
›
IELTS Ready Premiumで模試と解説が無料で使える
ブリティッシュ・カウンシルでIELTSを申し込むと、IELTS Ready Premiumを無料で使えます。4技能の模試40回分を、申し込みから試験日の翌日まで使い放題です。
申し込み前でも、無料会員向けのIELTS Ready Memberを使えます。
公式
ブリティッシュ・カウンシル IELTS Ready Premium
›
YouTubeはスピーキングの本番イメージづくりに役立つ
YouTubeには、スピーキングの模擬面接の動画があります。試験官とのやりとりの流れを見ておくと、本番の緊張がやわらぎます。
2冊を使う順番|初心者の3か月ロードマップ
2冊は、次の順番で使います。1日1時間ほど勉強する場合の目安です。
| 期間 | 公認問題集(IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集) | 単語帳(実践IELTS英単語3500) |
|---|---|---|
| 1か月目 | トレーニングで形式と解き方を覚え、月末に模試を1回解く | 基本1,000語を覚える |
| 2か月目 | 苦手な技能のトレーニングを解き直す | 重要2,500語に進む |
| 3か月目 | 公式の無料教材で、時間を計って模試を解く | 間違えた単語を復習する |
1か月目は公認問題集で形式を覚えて模試を1回解く
1か月目は、『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』のトレーニングで4技能の形式と解き方を覚えます。並行して、単語帳の基本1,000語を毎日進めます。月末には公認問題集の模試を1回解き、スコアを今のレベルの基準にします。
2か月目は苦手な技能のトレーニングを解き直す
2か月目は、模試で点数が低かった技能に絞って練習します。同じトレーニングを3周すると、解き方が身につきます。単語帳は、重要2,500語へ進みます。
3か月目は公式の無料教材で模試を解く
3か月目は、公式の無料サンプル問題やIELTS Ready Premiumで、本番と同じ時間を計って模試を解きます。1か月目の模試のスコアと比べると、伸びた技能と残った課題がわかります。
初心者がやりがちな教材選びの失敗
初心者の教材選びでよくある失敗は、次の2つです。
いきなり公式問題集から始めると挫折しやすい
「本番と同じ問題で練習するのがいちばん」と聞いて、最初に公式問題集を買う人は少なくありません。公式問題集には詳しい解説がないため、初心者は間違えた理由がわからず消化不良になります。
最初は日本語の対訳がついた公認問題集から始めましょう。買う順番を守るだけで、挫折を防げます。
教材を買いすぎると1冊も終わらない
評判のいい教材を次々に買うと、どれも途中で終わりがちです。教材が増えるほど、1冊あたりの復習の回数が減ります。
最初にそろえるのは2冊まで。2冊を3周してから、次の教材を考えましょう。
教材だけでは足りない!スピーキングとライティングの補い方
スピーキングとライティングは、教材を読むだけでは伸びません。自分で話したり書いたりして、ほかの人から指摘を受ける練習が必要です。
ライティングは添削を受けて初めて伸びる
ライティングは、書いた答案を添削してもらうことで伸びます。自分では文法ミスや論理のずれに気づきにくいからです。
毎日の練習には、AIの添削が手軽です。答案を貼りつけてIELTSの採点基準で見てもらうと、直すべき点がすぐにわかります。
スピーキングはオンライン英会話で本番形式の練習ができる
スピーキングは、人と話す練習をしないと本番で言葉が出てきません。オンライン英会話なら、自宅で講師と1対1の練習ができます。
私はCamblyのプライベートプランで、週1回30分のレッスンを2年続けています。IELTS対策に使うなら、講師に試験官役を頼むと本番に近い練習ができます。
体験談
Camblyを2年続けた本音レビュー
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比較
オンライン英会話 vs 対面スクール|後悔しない選び方
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IELTS初心者の教材選びでよくある質問
独学でもIELTSの勉強はできる
リーディングとリスニングは、教材があれば独学で十分に対策できます。スピーキングとライティングは、添削やオンライン英会話で外からの指摘を取り入れると伸びやすくなります。
模試は公認問題集の1回分と無料の公式教材で足りる
初心者の模試は、公認問題集の1回分と無料の公式教材で足ります。IELTS Ready Premiumを使えば、模試40回分を無料で解けます。
まとめ|まずは2冊をそろえて、今日から1冊目を始めよう
IELTS初心者が最初にそろえる教材は、旺文社の次の2冊です。
1
『IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集』
試験の全体像と解き方をつかむ
2
『実践IELTS英単語3500 改訂版』
単語の土台を作る
無料の公式教材は、公認問題集で形式を覚えてから使いましょう。スピーキングとライティングは、教材に加えて添削やオンライン英会話で練習しましょう。


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