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【40代50代からの英語学習】モチベーションに頼らない!英語習慣化の6つのヒント

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はじめに

私は高卒で30歳になるまで英語に触れてこない人生でしたが、英検1級を達成することができました。

スクールの生徒様からも、モチベーションを保つ秘訣について多くの質問をいただきます。

英検1級に挑むような人は常に高いモチベーションで勉強し続けないと合格できないと私も思っていました。

実際に英検の勉強をしていた時の私の状態を一言で言うなら【無】です。

あまりの熱量のなさに自分でも不安になるくらい【無】でした。

やるぞ!と気合いを入れて勉強を始めるのではなく、朝イチはこれをする、午後はこれをするといった感じで淡々と進めていきました。

【無】とは言いながらも、最低でも毎日3時間は勉強を続けていました。

今思うと、3時間以上の勉強を習慣化できていた最高の状態だったのではないかと思います。

結局、英語学習は習慣化して継続させることが必須です!

最初から毎日3時間の勉強習慣を目指すと負担が大きく挫折の原因になります。

まずは1日1時間の勉強の習慣化を目指しましょう。

そんな時に試してほしい工夫や考え方をまとめました。
勉強の継続に悩まれている方の参考になれば嬉しいです。

1.まずは21日間続けることを目標に

ゴールのない挑戦は辛いですよね。

もちろん、英語学習や習慣づくりには明確なゴールはありません。
最初はあえてゴールを決めて始めてみましょう。

重要なことはゴールまでの期間は勉強の優先順位をトップにもってくるということです。

以前【21日連続で続けると習慣化する】と言われていましたが、これは根拠が薄いとも言われています。

個人的にはこの日数は妥当ではないかと思っています。

1ヶ月だと少し重く感じますし、なにより社会人は月末月初は仕事が忙しくプライベートは後回しにしがちですよね。

学習がまだ習慣として定着していない段階では、仕事を理由に1日休んでしまうことが、習慣化を崩す原因になります。

だからこそ、月初と月末の慌ただしさを避けた「真ん中の21日間」を習慣化のスタートにするのがおすすめです。

この21日間は英語力アップよりも習慣化を意識する期間です。
もっと効率のいい方法があるのではと考えたり、覚えられないことに落ち込むことは一切なしです。

何をするかを考えることにエネルギーを使うのも勿体無いので、この期間は課題を1つだけに絞るというのもいいかもしれません。

たとえばNHKのラジオ英語は、学習する日と分量があらかじめ決まっているので、「今日は何をやろう」と悩まずにすみます。

 

 

文法の問題集を1日何ページやると決めてしまうのもいいね。

ー「15分でもOK」の落とし穴と、本音ー
英語学習のアドバイスでよく見かけるセリフです。

これに対する私の本音は半分賛成で半分反対です。 

先ほど述べた、毎日にこだわって勉強時間0の日を作らないというのは習慣化という点では非常に重要です。

落とし穴は「15分だけ勉強すればいいんだな」という甘えにもなりえるということです。

人は自分の都合のいいように解釈しますからね。

習慣化という意味では大事でも、15分でできることは当然わずかです。

1ヶ月や3ヶ月での成長もゆるやかになってしまうので、成長を感じられないということが挫折の原因にも繋がります。

そのため特に初心者の方には、毎日1時間の勉強を「最低ライン」として意識してもらいたいと考えています。

2.【英語力はすぐ落ちる】というネガティブな事実を利用

英語力をつけるにはどんな人でも膨大な時間がかかります。
成長スピードはゆるやかです。

そして、どんな人でも使い続けないと一瞬で落ちてしまいます。
落ちる時は急降下です。

留学していた時は喋れていたけど、日本に帰ってきたら全然喋れなくなったという話を聞いたことがありませんか?

これが現実です。(経験は嘘をつかないので、また英語に向き合うとだんだん思い出してくるのも事実です)

高いレベルの方ではなくても、体調を崩して3日英語に触れていないだけで、単語を思い出すスピードや聞き取る力にも影響してきます。

なので、「毎日」が本当に大事なんです。

留学をするメリットはどんなにしんどい時でも否応なしに毎日英語に触れる環境だからです。

日本にいて24時間英語に囲まれた生活にするのは難しいです。
しかし、少しでも毎日触れる環境は誰でも作れます。

「毎日続けなければ今まで積み上げてきたことがなかったことになる」

悲観的に考えることで、「やらなきゃマズい」という危機感が生まれ、学習をやめずに続ける後押しになります。

3.やる気があるときこそやりすぎない

勉強を始めたばかりの時や、新しくテキストを買った時はやる気も高まって気づいたら何時間も勉強していたということはありませんか。

実はこれが継続の敵になる原因になります。

勉強を始めた直後の長時間の勉強はマラソンでスタートダッシュするのと同じです。

必ず息切れしてしまいます。

まだ、余力があると思ってもあえて押さえるのも英語学習という長丁場の挑戦には有効なテクニックです。

やる気がある時に長時間勉強すると、翌日に

「昨日頑張ったから今日は楽してもいいか」

という考えになりがちです。

高学歴芸人で有名なロザンの宇治原さんもこんなお話されていました。

・300ページの問題集があったらやり終える日を決める。
・仮に終わりの日を2ヶ月後とする。
・300ページ÷60日=5ページ
・1日5ページを学習すると決まる。
・調子が良くてもそれ以上はしない。

多くやる日があれば、翌日さぼってやらない日が出てきてペースが乱れるから。

4.続けるコツは「いつ・どこで・何をやるか」を明確にすること

人は思い描いた自分に近づこうと自然と努力できてしまうんです。


そのイメージがクリアであればあるほど、実行するエネルギーも高まります。

単純に

「明日の朝、勉強しよう」

と思うより

「明日朝6時半にリビングのテーブルでコーヒーを飲みながら単語の暗記を30分やる」

と考えた方がより鮮明ですね。

朝からコーヒーを飲みながら勉強している自分を思い浮かべて、“私イケてる!”と自己満足するのも全然アリ!

その気持ちもエネルギーとして利用しましょう。

また、具体的にイメージしておくことで、翌日使う単語帳やノート、マグカップなどを前日に準備しておくという「先回りの行動」にもつながります。

5.夜にその日の振り返りと学習の記録をつける

勉強の記録は継続力を高めてくれます。

記録していくのは勉強時間やその日やったことの記録はもちろんおすすめです。

しかし、やることを増やしてしまうとハードルが高くなってしまうので、シールやスタンプで自己評価するだけでも良いと思います。

英語学習とは離れますが、一緒に1日の感謝日記を書いてみるのもおすすめです。

その日、ありがたいなと思ったこと、よかったことを3つ書いてみましょう。

日記といっても凝ったものではなく、短文の箇条書きで大丈夫です!

成果が出なかった日でも、感謝やポジティブな気持ちで終えることで、また新しい1日を前向きにスタートできます。

例えばこんな感じです↓

実業家の森岡毅さんが「継続の敵はがっかりだ」とおっしゃっていました。

「今日は十分勉強ができなかったから明日は頑張ろう」

となるといいのですが、現実はこの逆になることが多いと思います。

思うようにできなかったというがっかりが、次につなげるエネルギーを下げてしまうことの方が多いです。

モチベーションを上げようとするより、前向きな気持ちを大切にすることが、継続の鍵になります。

6.小さな目標を宣言して誰かとシェア

1週間の小さな目標を周りの人に宣言するのもおすすめです。

目標を言語化して紙に書き出しましょう。

目標達成の為には言語化・具体化は必須です!

パートナーや友達と1週間の目標をシェアして、週末にお互いの成果を報告し合うというのも面白いですね。

もちろんパートナーの目標は英語に関わるものでなくてもOKです。

例えばパートナーがダイエットを目標としていたとします。

・ご自身の目標が「1日1時間毎日勉強する」

・パートナーの方の目標が「週4回ジョギングする」

など目標を設定して、週末に成果報告をします。

達成できたらちょっといいお酒やリッチな入浴剤などご褒美をプレゼントすると決めると楽しいね。

習慣化のために1週間ごとの目標を共有することをおすすめしましたが、もちろん長期的な目標をシェアするのも効果的です。

私は現在パートナーとお互い2キロ落とすという目標をシェアしています。

達成できた場合、相手に賞金5000円を渡します。(リアルな金額ですね。)

自分が達成できて相手が未達成だった場合、ご褒美が手に入ります。

お互いに成功すれば金銭的なご褒美はなくても、スリムな体が手に入ります。

おわりに

英語学習は、「やる気があるか」ではなく、「やる仕組みがあるか」が継続のポイントです。

モチベーションに振り回されず、淡々と、でも着実に続けることが一番の近道です。

習慣はあなたを裏切りません!

どんな年齢からでも、コツコツ続ければ必ず力になります。

どんなことも一発逆転はありません!!

変化を感じない毎日の積み重ねることで着実に理想の未来がちかづいてきます。

ご自身のペースで、一緒にがんばっていきましょう!

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