はじめに
英語学習法は星の数ほどありますが、人気の方法を試しても
「なんだか合わない」
「続かなかった…」
という経験はありませんか?
実は、すべての人にぴったり合う「最強の勉強法」は存在しません。
食べ物や趣味に好みがあるように、英語の勉強スタイルにも相性があります。
今回は、血液型ごとの性格の傾向に合わせたおすすめの英語学習法をまとめてみました。
もちろん、血液型と性格の関係は科学的に証明されているわけではありませんが、「たしかに自分っぽいかも」と感じる部分があれば、ぜひ参考にしてみてください。

不思議と、自分の血液型にぴったり当てはまることも多いかもしれませんよ。
A型タイプの英語学習の傾向
☑️几帳面で計画的
☑️真面目で責任感が強い
☑️自己管理能力が高い
☑️慎重に準備してから挑戦したいタイプ
☑️人の目を気にしがち
☑️コツコツ型で地道な努力が得意
☑️ミスや間違いに敏感
①英検やTOEICを目標設定する
A型タイプの方は【見える成果】にやりがいを感じるタイプです。
また、几帳面で計画的なので英検やTOEICなど試験合格やスコアを目標設定して、ゴールから逆算して計画表を作って勉強するのも向いています。
ただ、完璧主義が裏目に出ることも。
完璧な計画表を作ることに夢中になりすぎて、肝心の勉強時間が減ってしまっては本末転倒です。
また、予想外の出来事で計画が崩れた時に、完璧を求めるあまりに立て直せず、そのまま計画が頓挫してしまうこともあります。
なので、初めから1日1日きっちり計画するのではなく、週間での目標を決めて、1日の計画に落とし込みながら、1週間での達成を目標にするのがおすすめです。
②英語に関する「ものもらい」を目につく場所に置く
A型さんは、まわりの目を気にしやすく、誰かからの応援や評価に大きな影響を受けるタイプです。
そのため、自分ひとりで頑張ろうとするよりも、誰かの存在を感じられる環境を整えることで、学習のやる気がグッと高まります。
たとえば、友人や先生からおすすめされた英語の教材(単語帳や文法書など)を積極的に使ってみたり、海外旅行でもらったお土産や英語に関する雑貨を机の上に置いておくのもおすすめです。
それを見るたびに「あの人が応援してくれている」「この教材を使って頑張ろう」という気持ちが自然と湧いてきます。
誰かに見られているという意識や、応援されている感覚が、英語学習への愛着や継続する力につながります。
ひとりで頑張るのがしんどいと感じたら、周囲とのつながりを上手に活かして、自分らしくモチベーションを保っていきましょう。
③BGMや動画を流しながら「ながら学習」
A型さんは、一人で静かに机に向かうと、かえってモチベーションが下がってしまうこともあります。
そんな時は、英語のラジオやポッドキャスト、YouTubeの「Study with me」動画などを活用して、軽めのインプットからスタートしてみましょう。
おすすめなのは、【Radio Garden】というアプリ。
世界中のラジオを無料で聴くことができ、英語圏の番組を選べば、自然と英語のリズムに触れられます。
洋楽だとつい歌詞に気を取られてしまいがちですが、ラジオなら環境音のように聞き流せるため、集中の妨げになりにくいのもポイントです。
また、YouTubeで「Study with me」動画を流すのも効果的。
まるで友達と一緒に勉強しているような感覚になり、ひとりではなかなか集中できない時でも、自然とやる気が引き出されます。
B型タイプの英語学習の傾向
☑️工夫やアイデアを出すのが得意
☑️復習や地道な作業が苦手
☑️計画やルールに縛られるのが苦手
☑️気分屋だけど行動力はある
☑️人と違うやり方を好む
☑️直感的に覚えるのが得意
☑️マイペースで自由人
①「真似したい人」の存在でスイッチON
B型さんは外部からの影響で行動力が高まるタイプ。
英語が得意な人や、憧れの人の勉強の仕方を真似するのも効果的です。
身近な方でも、YouTuberさんのように有名な方でもOK。
具体的には
- TOEIC高得点の友だちの勉強法を聞いてみる
- 英語が上手なYou Tuberの真似をしてシャドーイング
- 英語のイベントに参加して刺激を受ける
大人の学び直し英語だったり、留学に興味があるなど自分の状況に近い方を見つけてロールモデルにしましょう。
②「復習」の仕方を工夫する
B型さんに多い弱点のひとつが「復習が苦手」なことす。
新しいものが大好きなので、問題集は1周しただけで満足してしまい、つい別の教材に手を出したくなります。
同じような方、きっといらっしゃいますよね?
でも実際のところ、英語学習において復習は欠かせないステップです。 そこでおすすめなのが、復習の「仕組み化」です。
まず、覚えたい単語や苦手な文法、間違えた問題など「復習が必要な内容」を1冊のノートに集約します。
そして、週に1回、あらかじめ決めた曜日・時間帯を「復習タイム」に固定してしまいましょう。
おすすめなのは、1週間の中でいちばん疲れが出やすい時間帯。
なぜなら、復習内容はすでに一度見たことがあるものなので、気力が落ちていても取り組みやすく、負担が軽いからです。
復習ノートは少し高くてもテンションが上がるものを買うのも復習したくなる作戦の一つです。
英語学習の時は海外製のものを使うと気分が上がりますよ。
このミケルリウスのもには色味も可愛くて思わず手にしたくなってしまいます。
③自分だけの「楽しい英語ルーティン」を作る
B型さんは「やらされている」と感じる勉強がとにかく苦手。
でも、自分が「面白い!」「楽しい!」と思えることには驚くほど集中できるのが大きな魅力です。
そんなB型さんには、“自分だけの楽しい英語ルーティン”をつくるのがおすすめです。
たとえばこんなふうに取り入れてみましょう:
- 毎朝お気に入りのドリンクと一緒に、気軽に英語アプリに触れてみる
- お風呂を沸かしている待ち時間に、気になっていた洋書を少しずつ読み進める
- 通勤・通学の時間に好きな洋楽を聞いて、口ずさみながらリズムで英語に親しむ
「楽しいから続く」を味方にできれば、B型さんの英語力は自然と伸びていきます。
自分らしく、自由に楽しむスタイルで、英語との距離をどんどん縮めていきましょう!
O型タイプの英語学習の傾向
☑️社交的でおおらか
☑️負けず嫌いでライバルを意識する
☑️褒められると伸びる
☑️野心がある
☑️リーダー気質
☑️一人での勉強が苦手
☑️好奇心・バイタリティが旺盛
①ライバルや目標を設定して「闘争心」に火をつける
O型は「誰かに負けたくない!」という気持ちが強い傾向があります。
そのため、ライバルを見つけることでやる気に火がつくタイプです。
英語学習アプリやSNSで、自分のレベルに近い人を探してみるのがおすすめです。
私も英検の勉強をしていたとき、「Studyplus」というアプリで同じ目標に向かっている人を見つけ、やる気が落ちたときにはその人たちの学習記録を見て自分を奮い立たせていました。
もちろん、身近な英語仲間とTOEICスコアを競ったり、「英語力であの上司を見返したい」といった気持ちを原動力にするのも、O型さんには効果的です。
②成果を共有できる場所をつくる
O型の人は「注目されること」でやる気がぐんとアップするタイプです。
先ほどご紹介したように、SNSでライバルを見つけるのも効果的ですが、それに加えて“誰かに見られている”という環境をうまく利用することが、O型さんにとって大きなモチベーションになります。
たとえば、英語学習の様子や日々の気づきをSNSやブログなどで発信してみるのもおすすめです。
「今日はこれだけ勉強した」「この単語が覚えにくい」など、ちょっとした記録を人にシェアすることで、自分自身への励ましになりますし、応援してくれる人の存在が学習の支えになります。
また、身近な友達やご家族、英会話スクールに通っている方であれば、講師やスタッフの方に「○○までに英検○級を取りたい」といった目標を宣言してみるのも◎。
その後も定期的に進捗を報告することで、意識が高まり、継続しやすくなります。
「注目されている」「期待されている」と感じられることが、O型さんのやる気をさらに引き出してくれるはずです。
③自分磨き✖️英語=最強のモチベーション
O型さんは自信家でリーダー気質。人前に立つことや、注目されることにやりがいを感じるタイプです。
そんなO型さんにとって英語学習を続けるコツは、「英語を使ってどんな自分になりたいか」をできるだけ具体的にイメージすることです。
たとえば、
- 海外出張で堂々と商談をこなす自分
- 英語でプレゼンをして周囲から拍手をもらう自分
- 一人で海外を旅し、現地の人と自由に会話を楽しむ自分
など、ワクワクする未来の自分像を描くことで、学習に対する意味づけが強まり、自然とやる気が湧いてきます。
自分の理想に近づいている実感が持てると、英語の勉強も前向きに、楽しく続けられるはずです。
AB型タイプの英語学習の傾向
☑️知的好奇心が強くユニークは発想を持つ
☑️効率重視で無駄を嫌う
☑️朝が苦手で夜型傾向が強い
☑️暗記はやや苦手だが、理解力が高い
☑️好きなことには集中できるが、飽きっぽい
☑️自分の世界観を大事にする
☑️集団行動より、一人で静かに取り組むのが得意
①朝の時間に暗記系を、夜はクリエイティブな学習を
暗記があまり得意ではなく、夜になると集中力が下がりやすいAB型さん。
朝と夜で学習内容を分けるスタイルがおすすめです。
たとえば、脳がスッキリしている朝の時間帯には、英単語や熟語の暗記、文法の復習といった頭を使う勉強を集中的に行いましょう。
クリアな頭で取り組むことで、記憶にも定着しやすくなります。
反対に、夜はリラックスモードで英語に触れる時間にするのが効果的です。
たとえば洋書を読んだり、気軽に英語日記を書いてみたり、好きなYouTube動画でシャドーイングするなど、楽しみながらできる勉強スタイルに切り替えると無理なく継続できます。
学習の例
朝: 単語帳で語彙の暗記、文法問題集に取り組む
夜: 英語の読書、日記、動画を使ったリスニング練習
自分の性格や集中力の波に合わせた学習リズムを作ることで、ストレスなく英語力を伸ばしていけます。
②好きなことから英語に広げる
飽きっぽい性格でありながら、好きなことにはとことんハマれる性格です。
趣味や関心と英語をつなげると、無理なく継続できます。
例えば
- 料理好き→英語で書かれた海外のレシピを買って実際に料理してみる
- 音楽好き→洋楽の歌詞を和訳して発音を意識しつつ歌ってみる
- ゲーム好き→海外のゲームを英語設定でやってみる
「英語の勉強をする」のではなく、「好きなことを英語で楽しむ」という発想がAB型さんにはぴったりです。
③教材を使い分けて、飽きない工夫を
AB型さんは飽きっぽさがあるため、同じ教材ばかりだとモチベーションが下がって継続が難しくなってしまいます。
数種類の教材をローテーションし、「今日は問題集、明日はYouTube、その次は英語日記」といったバリエーションを持たせると長続きします。
例えば
- 月曜:アプリ(Duolingo, mikanなど)
- 火曜:英語ジャーナリング
- 水曜:YouTubeでリスニング
- 木曜:オンライン英会話
- 金曜:洋楽の歌詞学習
- 土日:1週間の復習
(Duolingoの記事についてはこちら)
もちろん、記憶を定着するためには同じものを毎日というのが理想的ですが、飽きて続かなければ意味がありません。
自分の性格に合った継続させる方法を見つけることが英語学習をつづけるカギになります。
まとめ
英語学習は、続けることが何よりも大切。
そのためには「自分に合った勉強法」を見つけることがカギになります。
今回ご紹介した血液型別の傾向は、あくまでひとつのヒント。
大切なのは、色々試してみて自分の性格にしっくりくる方法を見つけることです。
無理に誰かの真似をするよりも、自分が「楽しい」「続けやすい」と感じる方法で進めていく方が、きっと成果につながります。

自分の性格や気分とうまく付き合いながら、英語学習をもっと自由に、もっと自分らしく楽しんでいきましょう。
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